Introduction

2020年11月6日(金曜/夜)

小林陽一 Monks trio

2003年に発売したCD"Monks Trio"はロン・カーター(b)スティーブン・スコット(pf)と録音。ジャパンツアーも行った。それ以来日本人のトリオでモンクストリオ2,3と発売。3枚目が今の太田寛二氏が務めて以来ツアー等も彼がほとんど務めている。ベースは太田寛二氏が強く推している若手代表の三嶋大輝が1年前に参加。太田氏の好きなバドパウエル等や、40〜50年大の古き良きアメリカの名曲を沢山スイングします。 バンド名は小林のニックネームのモンキーから取っておりセロニアスモンクスとは関係ありません。(小林陽一)

メンバー紹介

  • 小林陽一Yoichi Kobayashi / drums

    小林陽一Yoichi Kobayashi / drums

    1953年秋田市生まれ。中学からロックバンドでスタート、秋田商業高で吹奏楽部に入りプロを決意する。高卒後上京、昼働きながら東京コンセルヴァトアール尚美の夜学に入学。76年同校卒後プロ入り、自己のクインテットを結成し新宿「ピットイン」等で活動開始する。82年初渡米、3年間マンハッタンの路上でストリートミュージシャンとして、当時新人のビンセント・ハーリング、フィリップ・ハーパー等と修行をつむ。85年一旦帰国、NYCで作った『What's this』でキングレコードからメジャーデビュー。ジャパニーズジャズメッセンジャーズで活動し、全国ツアー、テレビ、ラジオにも出演。89年再度NYCに渡り3年間演奏活動に入り、ロイハーグローブ(tp)、マークグロス(as)、エブリンブレイキー(vo)等のバンドで活躍。ライオネルハンプトン(vib)楽団にも短期間入団。91年NYCの若手を集めた『GOOD FELLAS』がヒット。SJ詩のゴールドデイスクを獲得する。92年同メンバーを連れジャパンツアーを行い、以降は日本に拠点を置き和製グッドフェローズ(山田穣As、松島啓之Tp他)で活躍。同2枚目はヴァンゲルダースタジオで録音。97年には日本人のメンバーでG,FがNYCのバードランドでライブレコーデイングをし東洋のジャズをニューヨーカーに披露し絶賛される。2000年10月にはNYでのアートブレイキー、レガシーコンサートにグッドフェローズが招かれている。92年SJ誌批評家投票、注目のドラマー部門大坂昌彦と並んで1位。以降も上位ランキング中。2001年SJ誌人気投票コンボ部門5位に入る。03年12月、50才を記念にCD「モンクストリオ/ニューヨークに恋して」をロン・カーター(b),スティーブン・スコット(p)を迎えて製作。ジャパンツアーも行なった。06年クインテット結成30周年アルバム「Culture Shock 」を松島啓之(tp)、太田剣(as)、服部義満(ts)、海野雅威(p)、嶋友行(b)他で制作、話題を呼び、全国ツアーを行っている。07年12月通算19枚目のCD「Happy Dance」を発売。(What's New) 08年SJ誌人気投票ドラマー部門3位。06年8月、09年8月NYからビンセント・ハーリング、アンソニー・ウオンジー(06年)、ジルム・キャラン(09年)エシエッエシエット等を呼び8度目のジャパンツアーを行い大成功を収める。2010年 2/17 CD「Ballads」/ユーエスグウドフェローズ発表。同年クインテット結成34年目として5月CD「チュニジアの夜」/小林陽一&ジャパニーズジャズメッセンジャーズ発表。2010,11,12年Jazz Page Access Ranking ドラマー部門1位にランキング中。2011年5月通算22枚目のモンクストリオ"ジャズに恋して"を太田寛二氏を迎えて録音。2012年通算23枚目のCD"KIZUNA"をビンセント・ヘリング、エリック・アレキサンダーを迎えて製作。同年夏には23日間のジャパンツアーを行う。2013年5月小林陽一&JJM,spゲスト大野俊三Tp新作CD(通算24枚目)「I MISS YOU」発売。 ★2014,1月NY,Smokeにてエリック・アレキサンダー、ヴィンセント・ヘリング等とライブレコーディング。同年5月CD「Live at Smoke 」発売。同年7,8月には全国26カ所のジャパンツアーを行う。 2015年通算CD27枚目の「NoNoNoNo」小林陽一&JJMを発売。2016年で結成40年目を迎えるクインテットはまさに日本のジャズメッセンジャーズに相応しい存在を目指して活動中。 ‬

    公式WEBサイト http://www2.odn.ne.jp/cav00070/

  • 太田寛二Kanji Ota / piano

    太田寛二Kanji Ota / piano

    1959年、札幌市で生まれる。
    小学校時代にルイ・アームストロングのジャズに興味を持ち、18歳の時、ベースの金井英人に認められてプロ入りし、金井英人のグループを経て、渡辺文男グループ、稲葉国光トリオ、大森明グループ、清水閏、西条孝之助らとセッションを行い、また海外のアート・テイラー、ジョー・ジョーンズJr、エブリン・ブレーキーらとも共演し、実力を認められてきた。
    国際的にも、インドのジャズ祭、”ジャズ・ヤトラ”に出演したほか、ニューヨーク・ユニバーシティ・オブ・ザ・ストリートではジミー・ラブレスを加えクリスマス・コンサートを行ったこともあった。
    現在は、太田寛二クインテットやトリオのほか安保徹カルテットでもプレイし、都内をはじめ、全国のライブハウスへ精力的に出演している。 ‬

    公式WEBサイト https://www.kanji-ohta.com/

  • 三嶋大輝Daiki Mishima / bass

    三嶋大輝Daiki Mishima / bass

    1991年生まれ、静岡県藤枝市出身。15歳からエレキベースを弾き始める。専修大学への進学をきっかけに、ジャズ研究会「MJAブルーコーラル」に入部。奥川一臣、大塚義将から本格的にジャズを学び、ウッドベースを弾きはじめる。在学中から演奏活動を開始。現在は都内のジャズクラブ、ライブハウスを中心に、演奏活動を行っている。