Introduction

2020年9月22日(火祝/昼)

店長企画 Vocal Special 4 days
「貴公子シンガーと七人の歌姫たち」4th day

バンドには吉田賢一さん(p)、山村隆一さん(b)をお迎えし、"Like Someone In Love"、"On The Street Where You Live"など、スウィングの名曲や懐かしのミュージカルナンバーを織り交ぜ、おなじみのジャズスタンダード曲をスウィング感たっぷりにお届けします。(クリス古山)

兄に渡辺貞夫、夫に本田竹広をもつ最も強力な伝説のヴォーカリスト、チコ本田。ジャズ、ブルース、ソウルを中心にファンキーでソウルフルなステージをお約束。82歳の魂の歌を貴方に。(本田珠也)

メンバー紹介

  • クリス古山Chriss Koyama / vocal

    クリス古山Chriss Koyama / vocal

    中学時代からアメリカ映画、とくにミュージカル映画に傾倒し、映画に出てくるアメリカンポップスやロック、ジャズスタンダードなどの歌に魅了され歌い始める。この頃からよく聴いたのは、フランク・シナトラ、ビング・クロスビー、ジュリー・アンドリュース、ベッド・ミドラーなどミュージカル映画のスター達。2007年より、Clyde W. Williams (The Voice Space) に師事。同年ライブ活動開始。2008年にニューヨークにて、Mary Feinsingerにヴォイストレーニングを受ける。現在は、都内ジャズクラブやレストラン等で様々なアーティストとジャズスタンダードを中心に、フォークやポップスを取り入れたライブを行う。またジャズ好きが高じてスイングダンスとブルースダンスの魅力にはまり、ダンスパーティーやイベントにもボーカル出演している。アメリカ各地の文化に触れてきた経験を生かし、歌への理解を深め、表現をさらに磨いていきたい。

    公式WEBサイト http://koyamayuko.jpn.com/

  • 吉田賢一Kenichi Yoshida / piano

    吉田賢一Kenichi Yoshida / piano

    1950年1月5日、群馬県松井田町生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。在学中にギターからピアノに転向。故・菅野光亮氏(ピアニスト、作曲家)の代理を務めたのがきっかけでプロデビューする。
    1975年に自己のトリオを結成し、ホテルのラウンジをホームグランドに、スタジオ、コンサート、ディナーショウ、ライブハウス等で幅広く活躍する。
    オーソドックスなスタイルで小粋な演奏は多くのボーカリストに好まれ、特にキャロル・スローンとは、自己のトリオで81年、82年、83年にわたり、全国コンサートツアーを行い、大好評を得る。
    杉原淳、柳沢伸之とのボサノヴァ・グループ「J.N.K」でも活動中。

  • 山村隆一Ryuichi Yamamura / bass

    山村隆一Ryuichi Yamamura / bass

    1965年大分生まれ。79年ラグタイムギターを始め、82年エレキベースに転向。大学在学時CM等の音楽制作にも携わり、ルネマクリーンとの共演をきっかけに本格的にジャズの演奏活動を開始。90年ウッドベースを始める。93年内田浩誠グループにてブルーノート福岡に出演。その後、広瀬文彦氏に師事。第5回イムズジャズコンテスト特別賞受賞。96年内田浩誠トリオでCDリリース。更にジャズ活動のみならず、吟遊詩人真柄征侑との活動にも力を入れ、韓国や中国でのツアーにも参加。00年内田浩誠トリオでコンコードジャズフェスティバル出演。02年宮城県田尻平和記念音楽祭出演。また、黒岩静枝のアルバムに参加。03年居を関東に移し、バイソン片山トリオに加入、ルータバキンツアーに参加。その後、吉田賢一トリオにて、KENNY MINE (故ディックミネのご子息)のレコーディング(My buddy 1,2)に参加。吉田賢一トリオにて(スターダスト)リリース。グレッグマッケンジートリオで、渡辺貞夫のFM番組にてカルテットでのセッションに参加。これまで、フランクウェス、ノーマンシモンズ、デュークジョーダン、ハンクジョーンズ、日野皓正、田村翼、北村英二、世良譲、辛島文雄、マルタ、伊藤君子、中本マリ、赤坂由香利、グレースマーヤ等々、数多くの内外著名ミュージシャンとの共演経験を持つ。自己の活動としては、日本の楽曲をアレンジしてお洒落なジャズに仕立てたり、六弦ベースを駆使して、癒し系ライブを展開したりと全国的に動き回っている。

  • チコ本田Chico Honda / vocal

    チコ本田Chico Honda / vocal

    1月25日栃木県宇都宮市生まれ。ジャズ・ヴォーカリスト。兄は渡辺貞夫 (as)、弟は渡辺文男 (ds)、夫は本田竹広 (p)。高校卒業後、上京して活動を始める。結婚して一時活動を停止するが、77年頃から自己のグループで活動を再開して歌い続けている。アルバムは79年の初リーダー作『チコ』など。

    公式ブログ https://chicohonda.exblog.jp/

  • 高瀬順Jun Takase / piano

    高瀬順Jun Takase / piano

    1964年東京都出身。22歳よりピアノを始め、ブルース、ソウル、R&Bなどのブラックミュージックをルーツに、様々なアーティストのサポートや都内を中心に精力的にライブ活動を行っている。

    公式WEBサイト http://juntakase.html.xdomain.jp/

  • 荒巻茂生Shigeo Aramaki / bass

    荒巻茂生Shigeo Aramaki / bass

    1966年三重県鵜殿村出身。18歳でウッドベースに出会い、20歳の時にプロを目指して上京、武蔵野音楽学院に入学。21歳の頃からプロとして活動する。
    村田浩のThe Bop Bandに加入し3年間活動。同バンド脱退後には、秋吉敏子(P)、トム・ハレル(TP)、大野俊三(TP)、リーコニッツ(AS)など様々なミュージシャンと共演する。 1996年には大西順子トリオでのワールドツアーに参加(スイスのモントールジャズ・フェスティバル、カナダのモントリオールジャズ・フェスティバル、ドイツのジャズ・オープン・シュトゥッガルト、フィンランドのポリ・ジャズ・フェスティバル他に出演)。この頃スウィングジャーナル誌でジャズ・ベーシスト人気NO1の評価を得る。
    1999年には妹尾隆一郎、西浜哲男、内海利勝等とブルース・ファイル・NO1を結成。
    2000年には待望のリーダー作ARAMAKIBAND<CHANGES ONE>を発表。
    2003年には進化セカンドアルバムが発売される。
    2005年には待望のライブアルバムを発表。

  • 本田珠也Tamaya Honda / drums

    本田珠也Tamaya Honda / drums

    1969年東京生まれ。父本田竹広(p)、母チコ本田(vo)、伯父渡辺貞夫(as)、叔父渡辺文男(ds)という音楽家系に育ち、1989年頃から父の勧めでジャズを志す。独学とはいえ血筋の良さから来る天賦の才能に加え、アグレッシブでパワフル且つ感性豊かなプレイで、様々なジャンルをこなすようになる。2001年3月、大口純一郎トリオ、菊地雅章トリオ、ケイ赤城トリオと立て続けに三人のピアノリーダーのアルバムレコーディングに参加し、三人三様の強い個性のピアニストから称賛される。 2007年から菊地成孔DUB SEXTETに加入。その後、積極的に即興演奏の活動を行う。主な共演者は、Peter Brotzmann、Thomas Morgan、Todd Nicholson、八木美知依、大友良英、坂田明ほか。
    2011年6月、ドイツのMoers Jazz Festivalに八木美知依ダブルトリオで出演し、その年の11月にはオーストリアのWelsで行われたPeter Brotzmann生誕70年を記念するコンサートに招致され、アグレッシブな演奏に欧州のコアなジャズファンをも魅了する。
    2017年8月に守谷美由貴(as)、須川崇志(b)からなる待望のリーダーアルバム「『セカンド・カントリー』を発売。10月には、新進気鋭の類家心平(tp)、井上銘(g)らと組んで『TAMAXILLE』を発売。
    2018年1月には独創的なピアニスト佐藤浩一と組んだピアノトリオ『ICTUS TRIO』を発売と、立て続けにリーダーアルバムを3枚発表。
    現在もっともジャンルレスで精力的に活動しているドラマーである。

    公式WEBサイト http://tamayahonda.blogspot.com/